試合や何かのプロジェクトが終わった時、1日の終わり。振り返って反省したり、思い出して悶々としたりすることはありますか?
「反省することが大切」と言われて育ってきたし、反省した方がいい。そう思うかもしれません。
ポイントなのは、「反省」というと、どうしても出来なかったことや、失敗したこと等、ネガティブな側面に意識が向きがちです。
そして、そのイメージをわざわざ潜在意識に刻み付けているようなものなのです。
振り返る時は、まず「良かった点」を振り返り、その上で「改善点があるとしたら何だろう」と考える方が、とても健康的です。
そして、次までにどんな準備をするか計画・実行するのみです。
うまくいった時のイメージが潜在意識に刻み付けられ、勝っても負けても、気持ちの切り替えができ、前向きになれるはずです。
ここでポイントなのは、下の2点。これを気を付けないと、自意識過剰になってしまう場合がありますので、注意しましょう。
●良かった点を考える時に、他者との比較をしないこと。比較するなら過去の自分にしましょう。
●「改善点」をセットで考えること。
人って、長所を伸ばすと自然と短所も改善されたりします。
無理にポジティブになる必要は全くありませんが、ちょっと視点を変えてみるだけで前向きになることができ、前向きになれると結果も変わってくるのです。